第36期社員総会レポート

2025年4月25日に「高知通信機　第36期社員総会」を開催しました。この一大イベントを余すところなくお伝えします！

レポーター
業務管理部/採用担当　戸田菜穂

社員が一堂に会する場

社員総会は本社の大会議室で開催され、高知・幡多・松山の各エリアから総勢57名が集まりました。
会場は満員となり、普段顔を合わせない他エリアのメンバーとの再会を喜ぶ姿も見られました。
司会は私、業務管理部の戸田が担当。この日のために準備を進めてきた運営チームのメンバーと共に、会をしっかりと盛り上げていきます！

今年の社員総会のテーマは、「反転攻勢」

中小企業を取り巻く環境がますます厳しくなるなか、総会を通じて今期の具体的な取り組みを理解し、新しい展開に挑む1年にしたい。
そんな思いで今年のテーマが決定され、このテーマに沿って、社長や各事業部長からの発表が始まります。

チャンスを掴む一年に

冒頭、森本社長からは、社会情勢が不安定な中でも、AIの進化をはじめとするIT業界には大きなチャンスがあるとのメッセージがありました。
その好機を活かすためにも、一人ひとりが当事者意識を持ち、「自分に何ができるか」を考え、行動に移してほしいとの呼びかけがありました。

全社員で会社の数字を共有する透明性

続いて行われたのは、前期の決算報告です。
高知通信機では、経営状況を包み隠さず社員全員に共有することを大切にしており、社員総会の場で、良かった点も課題も説明されました。
こうした透明性のある情報共有を通じて、社員一人ひとりが会社の現状を正しく理解し、自らの行動を考えるきっかけとしています。

「会社のお金」を“自分ごと”にする時間

決算報告の後、再び社長が登壇し、会社の業績が社員の給与や賞与にどのように関わっているのかについて、丁寧に説明がありました。
抽象的な数字が、「自分の働き方とどうつながっているのか」を考えるきっかけとなり、会場の空気が一段と引き締まります。
「私たちは中小企業だからこそ、一人ひとりの成果が会社の命運を左右する。自分の仕事が会社を動かしているという意識を持ってほしい」と社長は語りかけました。
参加者はその言葉に真剣に耳を傾け、メモを取りながら、改めて“自分ごと”として会社の未来を考える時間となりました。

「開花」の年に──成果を咲かせるために

高知通信機では三ヶ年計画として「播種・開花・結実」のステップを掲げており、2025年度は「開花」の年にあたります。
社長からは、これまでに蓄積してきた知識・経験・人脈を活かし、“成果”を咲かせる一年にしてほしいとのメッセージがありました。
特に、私たちは“ITのプロ”としてAIを積極的に活用し、お客様にとって頼れる存在となることを目指そうと呼びかけました。
その実現のためには、個人の力だけでなく、組織としての連携と相互作用が不可欠です。互いに関わり合い、刺激し合いながら、大きな成果を生み出していこうという思いが共有されました。

部署ごとの戦略を全社で共有──一体感が生まれる時間

続いては、全6事業部の所属長による、前期の振り返りと今期の目標発表が行われました。
数字を中心とした報告に加え、目標達成に向けた具体的な行動計画について、全社員に向けて共有されます。
たとえば、太陽光事業やロボット販売といった新たな挑戦を伝える部署、新規顧客の獲得やスタッフのスキル向上に注力する部署、詳細な個別戦略を掲げる部署など、それぞれが今期の重点項目を明確に示しました。
これにより、普段あまり接点のない部署同士でもお互いの方向性を理解でき、会社全体としての一体感がより強まる時間となりました。

仲間の努力を称える、年に一度の表彰式

方針や目標の発表に続いて行われたのは、年間の功労者を称える表彰式です。
表彰は「新人賞・奨励賞」「特別功労賞」「チーム賞」「MVP」「永年勤続表彰」など、複数の部門に分かれており、それぞれの活躍や貢献にスポットライトが当たります。
年に一度、この場で名前を呼ばれることを目標に、日々の業務に励んでいる社員も多く、受賞者にはあたたかい拍手と称賛が贈られました。
受賞された皆さん、おめでとうございました！
総会後の懇親会では、「来年こそ○○賞を取りたい！」という声も聞かれ、表彰式が社員のモチベーションにもつながっていることを感じました。
来年のステージに立つことを目標に、また今期も一年、前向きに取り組んでいきたいと思います。

表彰式の演出は、高知通信機の映像制作チームが担当しています！
毎年凝った演出で、大盛り上がりです！

笑顔と発見があふれる懇親会、そして未来へ

すべての発表が終わったあとは、年に一度の他拠点交流の機会でもある「懇親会」へ。
普段なかなか会えない社員同士が顔を合わせ、リラックスした雰囲気の中で歓談が広がりました。
今年はそれに加え、「チームの強み」を紹介し合うコンテンツも実施。
それぞれのチームならではの良さや特色が次々と発表され、新たな気づきや刺激のある、有意義な時間となりました。

今年も一歩前へ──仲間とともに歩む次のステージへ

今年も充実した社員総会を開催できたことを、運営メンバー一同うれしく思います。
準備や当日の進行は大変な面もありましたが、社員一人ひとりの協力によって、こうして毎年開催できていることに感謝しています。
今期も、当社の全社員が同じ方向に向かって進んでいきます。
来年の社員総会では、もしかしたらあなたが新しい仲間として、この場にいるかもしれません。
また来年もこのレポートで、その様子をお届けできればと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。